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四百余年の時を刻む江戸城築城石石丁場跡。石工達の息吹を感じて下さい!

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 ※お読みください。
 写真説明において、「九」の刻印について九鬼大和守久隆の刻印としました。その後調査にて細川越中守忠興の代表紋である「九曜紋」の略式刻印であることが判明しました。(修正は入っていません)
 また、旗印の刻印について鍋島信濃守勝茂の刻印として説明していますが、戸田地区の石丁場を調査・研究されている水口様よりお話を伺い、細川越中守忠興の刻印であることが確認出来ましたので訂正いたします。
(東伊豆大川地区石丁場、熱海多賀地区の白子・地獄沢石丁場の旗印刻印は鍋島信濃守勝茂の刻印であるようです。戸田地区石丁場には古文書「相模・伊豆石場之覚」において上記大名家の石丁場が存在していたことが確認されています)


● 2023年5月14日更新 ●
伊豆西海岸を南北に貫く県道17号線沿いには江戸城築城石採石石丁場、駿府城築城石採石石丁場が点在しています。
伊豆國戸田には大規模な石丁場が現存。
今回の調査は(2032年2月調査)、寛永六年の江戸城普請の際、紀州徳川家の預かり丁場として存在した外内匠丁場です。













● 2023年3月21日更新 ●
前回調査から約四年が経ちました。
戸田地区の石丁場は、探索の度に目の前に点在する石材の数の多さと広大さに驚かされます。
石丁場内は大雨の影響で土砂崩れの痕跡が多数あり、
真城山・金冠山・達磨山の三火山から噴き出した火山灰が積もる急斜面は調査にあたって危険が伴うのです。
このような地勢の中、石材を切り出した石工たちの苦労を思うと尊重の念を抱きます。












● 2019年2月24日更新 ●
二年ぶりの戸田石丁場群調査となりました。
広大な石丁場群のほんの一握りしか探索できていません。
恐らく、戸田石丁場群は国内最大級の石丁場と言っても過言ではないでしょう。
しかし、石丁場は別荘分譲地開発や道路整備工事、法面工事等で大規模に破壊され、
別荘分譲地内では大量の築城石切出し残石が存在している土地に「売土地」の看板が掲げられていたのです。
該当行政区である沼津市は、
貴重な石丁場の保全に努めると共に、早急に埋蔵文化財包蔵地として指定する必要があるようです。











戸田石丁場「ほそ川越中守 石場」銘文巨石(動画184MB)


● 2017年6月10日更新 ●
2017年3月、沼津市戸田地区石丁場に二度目の探索に入りました。
県道17号線、戸田市街からクルマで数分、
落石防止の工事部分脇から潜入。
県道から僅か数メートルの林の中には、目を疑う程の築城石ワールドが存在していました。
二度の探索でも戸田地区の石丁場の全容を確認することは出来ません。
おそらく神奈川県西部から伊豆地区に掛けて点在する石丁場の中でも最大級の石丁場群ではないでしょうか。


















● 2017年2月25日更新 ●

伊豆西海岸にも石丁場の存在が確認されていました。
以前沼津市西浦久料地区の石丁場に潜入しましたが、9月の潜入で多くを見ることは出来ませんでした。
そこで石丁場散策トップシーズンに今回、沼津市戸田地区(旧戸田村)の石丁場に潜入。
築城石採石の石丁場は伊豆東海岸がメインだろうと思っていましたが、
それは思い込みであったのだと、実感しました。















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