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四百余年の時を刻む江戸城築城石石丁場跡。石工達の息吹を感じて下さい!

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● 2020年3月28日更新 ●
異常とも思える暖冬で、2020年の江戸城築城石調査は早くもオフシーズン入りといった陽気です。
約一年ぶりの割石・磯辺山石丁場への探索です。
昨年探索した境川に続く谷筋に入りました。
昨夏の台風による倒木が数本目につきましたが、大きな変化はありませんでした。
土砂の流出や土砂崩れで途切れ途切れになった古道の存在を確認、ナコウ山から続く東浦路ではないかと思われます。
古道沿いの斜面上方、大型転石が視界に入りましたが、あまりの急斜面のため、
古道と尾根が交差する場所から尾根伝いに斜面にアタック。
初見の見事な刻印を発見したのです。







● 2019年4月21日更新 ●
境川に繋がる支谷を北上、
前回調査時に見つけた「○」に「久」の刻印石が標識石であったことを確信したのです。
「○」に「久」の刻印を刻んだ大名家は豊後国森藩主・久留島丹後守通春。
採石当時、「しゃくし洞」と呼称されていた石丁場の存在がそこにありました。











● 2019年3月23日更新 ●
伊東市内「中ノ沢石丁場」を目指して住宅街から山中に。
住宅地内三叉路でどちらを選択すべきか・・、迷って選択した道は目指す「中ノ沢石丁場」方向では無く、
沢(境川)を右に見ながら砂防ダムを越え、やがて舗装路の終端に辿り着いたのです。
持ってきた地図で確認すると明らかに道を間違えています。
沢沿いに夥しい数の自然転石を確認。
「もしかして・・」と期待を込めてトボトボ歩き出した視線の先に矢割石が飛び込んできたのです。
地勢的に石丁場の存在は間違いないと思いましたが、
帰宅後、資料で確認すると境川沿いに存在した「割石・磯辺山石丁場」であることが判明したのでした。











調査・企画・編集・写真・制作
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石丁場探索は自己責任、自己管理の下で行動願います。

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