約一年前の調査で確認していた矢穴が開けられた巨石です。 前回、掲載した際、かいせつに「寛永時代の作業」と紹介しましたが、 5cmに満たない矢穴跡は寛永時代以降の作業ではないかと思われます。 徳川家康から三代続いた江戸城の大改修後も度重なる地震等で江戸城の石垣が崩れ、 その都度、伊豆地域から築城石を採石していたようです。