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四百余年の時を刻む東伊豆町の築城石採石跡。石工達の息吹を感じて下さい!

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東伊豆江戸城築城石石丁場


静岡県東伊豆町稲取、湿原が広がる細野高原を源流域に持つ「大川」は、
山中から急斜面を下り、東伊豆町庁舎近くの稲取港に流れ込んでいます。
大川上流方向を見ると稲取特産の柑橘類が栽培される大規模なみかん畑があり、みかん畑は南斜面に切り開かれ、
大量の石材で石垣を築き、降り注ぐ太陽光を効率よく利用するための工夫がされています。
大川流域に江戸城築城石採石の大石丁場存在の痕跡がありました。










四年ぶりの同窓会で久しぶりに会った同窓生。
みかん畑を営んでいると聞き、畑の中の石垣を見せて欲しいとお願いしたところ、
「うちの畑に卍の刻印と矢穴の開いた石があるぞ」と驚愕の返事が返ってきたのです。
「石、見に来たよ」と突然伺ったのにも関わらず、
畑作業の手を止めて矢穴石と刻印石を案内して頂きました。
また、当サイトへの情報掲出を快く承諾して頂きました。
我が同窓生、山田康人氏に感謝です。

案内して頂いた卍の刻印は天地左右約20cmと大型刻印。
以前、訪問した沼津市久料・久保田家所有の土地にある蜂須賀阿波守の刻印に
大きさ、刻み方が同様であることから、
蜂須賀阿波守または山内阿波守の刻印ではないかと思われます。
しかし、
稲取に担当石丁場を所有していた九鬼大和守久隆も卍紋を使用したと言われています。
担当丁場が稲取地区の何処であったのか不明とされてきました。
今後の調査により九鬼大和守久隆の担当丁場の場所が解明できるかもしれません。