矢割跡を地面に接して鎮座する大割石です。 石材下部から矢割りすることはあり得ませんので、 矢割りされた時、矢穴は石材上面にあったのでしょう。 1978年(昭和53年)1月14日12時24分に発生した伊豆大島近海地震(M7.0)の揺れで、 多くの築城石残石が斜面を滑り落ちたようです。