写真では解りにくいのですが粗削り角石ではないかと思われる残石です。 石面上部、側面は石鑿で成形され、運び出し直前で作業が止まったようです。 石材の約半分が土砂に埋もれているため全容が把握できません。 付近には大量の切り出し石材が残されていますが、 みかん畑造成のための石垣石材調達のため近年、粉砕ドリルによって破壊されています。 貴重な埋蔵文化財ですが、 東伊豆町行政の怠慢により埋蔵文化財包蔵地の指定がされず、 現在でも宿泊施設による石丁場破壊が行われているのです。