国道135号線から稲取・志津摩海岸に続く畦道脇の大岩と共に行方不明となっていた刻印石です。 刻印は肥前平戸藩第三代藩主・松浦隆信の代表紋「三輪紋(三つ星紋)」です。 露草とツタに覆われ所在が不明となっていましたが、 平成8年に発行された「東伊豆町の築城石」(東伊豆町教育委員会発行)の記載を手がかりに探し当てました。 2月の厳冬期でも伊豆の冬は暖かく、写真のように露草が繁茂しています。 夏場に入り込むにはマダニとヤブ蚊の攻撃を覚悟しなければなりません。