背後の山中から切り出した石材を積船するため、櫓を組んだ柱を支えた柱穴石と思われますが、 海岸線で発見されている柱穴石に比べ柱穴が小さいのです。 近隣で発見されている柱穴石の柱穴の直径は、約40cmありますが、 写真の穴は約20cm。 小石によって形成されるポットホールとも思われますが、 波打ち際から距離がありポットホールが形成される環境下ではないのです。 不思議な岩体です。