志津摩海岸を海岸線に沿って南下すると、赤く錆びた巨大な鉄塊が行く手を遮ります。
周囲にはコンクリート片が散乱、巨大な産業廃棄物のようです。

1978年1月14日12時24分39秒に発生したマグネチュード7.0の伊豆大島近海地震の際、
直上に敷設された伊豆急行線の橋脚が崩落したモノであると思われます。
約40年、崩落した鉄塊とコンクリート片は撤去されることなく、素晴らしい景観の志津摩海岸に放置され続けました。

現在でも海岸線直上の伊豆急行線は地震の爪痕を感じさせず、何事もなかった様に運行しています。
伊豆に観光客を運ぶ企業として、あまり目に付かない場所とはいえ、
崩落した鉄塊とコンクリート片に対する責任を感じていないのでしょうか?


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