尾根上に存在する「黒餅紋」と「マ紋」です。

尾根の北側は羽柴左衛門太夫こと福島正則の担当丁場、尾根の斜面上方は浅野紀伊守幸長の担当丁場、

尾根の南側は前田筑前守利常の担当石丁場です。

三方を有力大名に囲まれた尾根上に存在する刻印石ですが、刻印は三大名家の刻印ではないのです。

この刻印を刻んだ石工は誰の配下であったのでしょう。


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