今まで何度も目にしてきたはずの矢割石です。 以前、潜入した際の写真データにも残っていましたが、 比較的小さな残石でしたので、見逃していたのでしょう。 石材面の左側、石鑿の跡が残っているではありませんか。 刻印のようにしっかりした石鑿跡ではありませんが、石工が何かの目印として刻んだようです。 この様に何度も入った石丁場で、何度も目にしたはずの残石に 思いも寄らない石工のメッセージに出会うことがあります。 彼らのメッセージは、一体何だったんでしょう?