「中」の刻印石がある谷筋から南に約50m。
国道135号線直上の斜面に、刻印が刻まれた大量の矢割石が点在しています。
国道直上のため、強固な金網によって国道への落石防止が施されていました。
写真のワイヤーは金網を支えるためのワイヤーです。
本谷筋の最深部付近に「松平宮内少石場」の銘文が入った石材が確認されていますが、
現在、大規模な太陽光発電の工事が行われ、
探索に入った当日、銘文が入った刻字石は確認出来ませんでした。
写真の刻印は三頭巴紋と輪違い紋です。
伊予松山の領主、松平忠知の刻印ではないかと言われています。