涸沢上流には水流があります。 途中から表層を流れる水は土中に染みこみ、涸沢を形成しています。 堆積物や土砂の状況から大雨の際も涸沢に水流は発生しないようです。 しかし、僅かながら発生する水の流れが、 長い年月を経て、割石残石の一部を残し、土中に沈めたようです。 矢割跡は大型で周囲の残石同様、慶長時代の採石と思われます。