2023年3月、調査に入った際、クルマを駐車した涸沢付近に矢割石を確認しましたが、
当日は駐車位置から約150m歩騎乗した位置に鎮座する不動明王後方の調査をしました。
2024年2月、前年調査を見合わせた涸沢に沿った谷筋に沿って調査を開始しました。
駐車位置から二方向に分かれる谷筋の斜面上に向かって右側からの潜入です。
調査直後、やわりいし・矢穴石の確認が出来ず石丁場の存在を疑いましたが、おもむろに矢割石が出現しました。
矢割跡は約5cmで寛永時代以降の採石痕跡です。