案内看板を伴った刻印・刻字石から左斜面の大型石材を気にしつつ、クルマを林道沿いに進行させます。
道幅が非常に狭く、切り返しが出来ないため先に進むしか有りません。
しばらく行くと発見された修羅道と五輪塔が存在する切り替えし可能な三叉路に出ます。
潜入当日、事前調査や石丁場の存在位置等、全く情報がないまま訪れたのですが、
三叉路でなぜかクルマをUターンさせることもなく、
林道脇にクルマを置いて北に続く林道を何故か歩き始めたのです。
石丁場に入ると「石が呼ぶ」という感覚を感じることが多々あります。
この日も全く情報のない土地を何故か歩き始め、
驚愕の石丁場に出会うとは思いも寄りませんでした。
「□に×」と「十」が刻まれた、この切り出し石材が単独担当大名による巨大石丁場の始まりでした。