立木が真っ直ぐ上方に向かって伸びているのが判るかと思います。
石丁場が存在する場所が急斜面であることが確認出来ます。
ひたすら、斜面を登ってきましたが振り返ると崖に立っているようでした。
斜度は筆者のスキー経験から、上級コースを遙かに凌ぎ、
45度から50度近くあると思われます。
築城石採石の際、石材を落とすと落城に繋がるとして斜面から落とすことは無いと考えられていましたが、
石材切り出し時には斜面を落とさざる終えなかったでしょう。
石材切り出し後、ある程度成形された築城石は丁重に扱われ、海岸まで運ばれ石載船に積まれたと思われます。