林道をふさぐ大岩をよじ登り、沢の対岸に目を向けると写真の矢割石の側面が視界に入りました。 テラス状にになっている地勢に巨石が見え隠れしています。 土石流跡かと思いましたが転石の様子が石丁場を物語っていました。 沢を渡り、テラス状の岸に立って思わず目を疑い、息を呑みました。 そこは刻印石ワールドだったのです。 一角だけタイムスリップした様に四百有余年前の姿を見せてくれたのです。